お仕事に活かす・・・基礎から学ぶエクセル講座
 
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エクセルでよく使われる数学/三角関数の一覧です
エクセルのもっとも基本的な関数です







1 ABS アブソリュート関数

  数値の絶対値を求めます


2 INT インテジャー関数

  数値を最も近い整数に切り捨てます


3 MOD モッド関数

  割り算の余りを求めます・・・


4 PI パイ関数

  円周率πの近似値を求めます


5 ROUND ラウンド関数

  数値を四捨五入して指定された桁数にします


6 ROUNDDOWN ラウンドダウン関数

  数値を切り捨てて指定された桁数にします


7 ROUNDUP ラウンドアップ関数

  数値を切り上げて指定された桁数にします


8 SUM サム関数

  セルの数値の合計を求めます・・・


9 TRUNC トランク関数

  小数部分を切り捨て、整数あるいは指定桁数の数値に変換します


10 CEILING シーリング関数

  数値を切り上げ、基準値の倍数にします(公倍数化)


11 FLOOR フロア関数

  数値を基準値の倍数になるように切り捨てます(公倍数化)


12 SQRT スクエアルート関数

  正の平方根を返します


13 SUMIF サムイフ関数

  範囲内の検索条件に一致する数値の合計を求めます


14 SIGN サイン関数

  数値の正負の符号を調べます


15 COUNTIF カウントイフ関数

  条件に一致するセルの個数を調べます・・・


1 ABS アブソリュート関数


エクセルワークシートのセルに入力されているデータ、または計算結果である数値の絶対値を求めます

一般的な呼び方
 
アブソリュート
 
もとになっている英語
 
Absolute
 
英語の意味
 
絶対の、絶対的な
 
関数の機能の概要  
データ範囲の中から数値の絶対値を返します。
絶対値とは、数値から符号 (+、-) を除いた数の大きさのことです。

  
書式
 
ABS(数値)
 
引数の詳細  
(数値) 絶対値を求める実数を指定します。
 
使用例 
標準体重と実体重との差を太りすぎやせすぎに関係なく表示します。


関数式の例
身長165cmの人の体重が55kgの場合、標準体重に対する差を+−に関係なく求めます。
(標準体重=身長(m)×身長(m)×22) BMI指数
  =ABS(55-1.65*1.65*22)=4.9
この人の標準体重は59.9kgです。実体重は55kgですから差の絶対値は4.9kgです。


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2 INT インテジャー関数


数値を最も近い整数に切り捨てます

一般的な呼び方
 
イント関数・インテジャー関数
 
もとになっている英語
 
INTeger
 
英語の意味
 
整数にする
 
関数の機能の概要  
数値を最も近い整数にします。
  
書式
 
INT(数値)
 
引数の詳細  
(数値) 切り捨てて整数にする実数を指定します。
 
使用例 
小数点を含む数値が入力されている場合、 この数値から小数点を切り捨て、整数を取り出します。

関数式の例
1個155円の品物を購入した場合の、消費税込みの金額計算(消費税額は円未満切り捨て) =INT(155*1.05)=162

注 意
返品の場合、次のような問題が発生し、1円、損をすることになります。 =INT(-155*1.05)=-163 INT関数は「指定した数値を超えない最大の整数」を返します。 したがって、マイナスの場合は、切り上げのような感じになりますので、注意が必要です。 マイナスが発生するケースでは、ROUNDDOWN関数を使うほうが、確実です。 ただし、ROUNDDOWN関数は引数の指定が2つ必要です。


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3 MOD モッド関数


割り算の余りを求めます・・・

一般的な呼び方
 
モッド関数・モデュラス関数
 
もとになっている英語
 
MODulus
 
英語の意味
 
係数・率
 
関数の機能の概要  
割り算の余りを返します。
  
書式
 
MOD(数値,除数)
 
引数の詳細  
(数値)  割り算の分子となる数値を指定します。
(除数)  割り算の分母となる数値を指定します。

 
使用例 
小数点を含む数値が入力されている場合、 この数値から小数点を切り捨て、整数を取り出します。

関数式の例
西暦年がオリンピックイヤーかどうかを判定します。
4で割って、あまりが0(割り切れる)以外はオリンピックイヤーではありません。

=MOD(2008,4)=0 ・・・オリンピックイヤー
=MOD(2006,4)=2 ・・・オリンピックイヤーではない


西暦年数を4で割った余りを求めています。

余りが0であれば”Olympic!”と表示し、それ以外は空白とする式を作っています。

※参考までに
西暦を4で割ったとき、割り切れた年がすべてうるう年とは限らないことをご存じでしたか?
 1900年・・・うるう年ではありません
 2000年・・・うるう年です

100で割り切れる年はうるう年ではありません。ただし、400で割り切れる年はうるう年です。

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4 PI パイ関数


円周率πの近似値を求めます・・・

一般的な呼び方
 
パイ
 
もとになっている英語
 
π Pi
 
英語の意味
 
円周率
 
関数の機能の概要  
円周率πの値を返します。
  
書式
 
PI()
 
引数の詳細  
この関数に引数はありません。 
()をつける必要があります。

 
使用例 
円の面積など、円周率が必要な計算に使用します。

関数式の例
直径10cmの円の面積は
面積=半径×半径×円周率
   =5*5*pi()=79



円の面積=半径×半径×円周率
数式の中の ^2 (ハットマーク2)は2乗(自乗)をあらわします。

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5 ROUND ラウンド関数


数値を四捨五入して指定された桁数にします・・・

一般的な呼び方
 
ラウンド
 
もとになっている英語
 
ROUND
 
英語の意味
 
丸い、丸める
 
関数の機能の概要  
数値を四捨五入して指定された桁数にします。
  
書式
 
ROUND(数値,桁数)
 
引数の詳細  
(数値) 四捨五入の対象となる数値を指定します
(桁数) 数値を四捨五入した結果の桁数を指定します。

 
使用例 
桁数に正の数を指定すると、数値は小数点の右側 (小数点以下) で四捨五入され、小数点以下の桁数が桁数に等しくなります。
桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として四捨五入されます。
桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側 (整数部分) の指定した桁 (1 の位を 0 とする) に四捨五入されます。

関数式の例
退職金計算の例
・退職金計算の対象となる給与が 234,500円で
 掛け率が1.234の場合、退職金を1万円単位で四捨五入する

  単純な計算  234500×1.234=289373
  万円単位の計算 =ROUND(234500*1.234,-4)=290000



※桁数指定を−4にしています。
   1円単位なら      0
   10円単位なら    −1
   100円単位なら   −2
   1000円単位なら  −3
                   を指定します。

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6 ROUNDDOWN ラウンドダウン関数


数値を切り捨てて指定された桁数にします

一般的な呼び方
 
ラウンドダウン関数
 
もとになっている英語
 
ROUNDDOWN
 
英語の意味
 
切り捨てる
 
関数の機能の概要  
数値を切り捨てて指定された桁数にします。
  
書式
 
ROUNDDOWN(数値,桁数)
 
引数の詳細  
(数値) 切り捨ての対象となる数値を指定します
(桁数) 数値を切り捨てた結果の桁数を指定します

 
使用例 
桁数に正の数を指定すると、数値は小数点の右側 (小数点以下) で切り捨てされ、小数点以下の桁数が桁数に等しくなります。
桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り捨てされます。
桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側 (整数部分) の指定した桁 (1 の位を 0 とする) に切り捨てされます。

関数式の例
退職金計算の例
・退職金計算の対象となる給与が 234,500円で
 掛け率が1.354の場合、退職金を1万円単位で切り捨てする

  単純な計算  234500×1.354=317513
  万円単位の計算 =ROUNDDOWN(234500*1.354,-4)=310000



  ※桁数指定を−4にしています。
   1円単位なら      0
   10円単位なら    −1
   100円単位なら   −2
   1000円単位なら  −3
               を指定します。

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7 ROUNDUP ラウンドアップ関数


数値を切り上げて指定された桁数にします

 

一般的な呼び方
 
ラウンドアップ関数
 
もとになっている英語
 
ROUNDUP
 
英語の意味
 
切り上げる
 
関数の機能の概要  
数値を切り上げて指定された桁数にします。
  
書式
 
ROUNDUP(数値,桁数)
 
引数の詳細  
(数値) 切り上げの対象となる数値を指定します
(桁数) 数値を切り上げた結果の桁数を指定します

 
使用例 
桁数に正の数を指定すると、数値は小数点の右側 (小数点以下) で切り上げされ、小数点以下の桁数が桁数に等しくなります。
桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り上げされます。
桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側 (整数部分) の指定した桁 (1 の位を 0 とする) に切り上げされます。

関数式の例
退職金計算の例
・退職金計算の対象となる給与が 224,500円で
 掛け率が1.134の場合、退職金を1万円単位で切り上げする

  単純な計算  224500×1.134=254583
  万円単位の計算 =ROUND(234500*1.134,-4)=260000


  ※桁数指定を−4にしています。
   1円単位なら      0
   10円単位なら    −1
   100円単位なら   −2
   1000円単位なら  −3
                   を指定します。

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8 SUM サム関数


セルの数値の合計を求めます・・・

 

一般的な呼び方
 
サム関数
 
もとになっている英語
 
SUM、SUMmary
 
英語の意味
 
合計、総計
 
関数の機能の概要  
セル範囲に含まれる数値をすべて合計します。
  
書式
 
SUM(数値1,数値2,・・・)
 
引数の詳細  
(数値1) 合計を計算する数値またはセル番地を指定します。
      引数は 1〜 30 個まで指定できます。

 
使用例 
表の縦の合計や横の合計を求めます。

関数式の例
次のデータが入力されています。
 セルA1:100
 セルA2:200
 セルA3:300

この合計を求める場合、算術式なら
  100+200+300=600  となります。

ではデータが10000個ある場合の式を想像してください。
  100+200+300+・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

SUM関数を使えばこうなります。
  =SUM(A1:A10000)



【SUM関数の使い方】

・SUM関数はツールボタンが用意されています。


・合計結果を表示したいセルをアクティブにして買{タンをクリックします。上の表ではセルC15
 =SUM(C3:C14)と表示されます。
 セルC3からC14の値を合計する、という意味です。
 正しく認識されているので、そのまま、Enterキーを叩きます。
 結果が表示されます。

※計算の範囲が違っている場合は、マウスで正しい範囲をドラッグします。

縦横の一発合計

合計表は縦横ともに合計する例が多いものです。
縦の合計、横の合計を別々に合計するのではなく、一度に求めることができます。

データが入っているセルおよび、合計を表示したいセルを含めて範囲選択します。



煤iオートサム)ボタンをクリックします。縦横の合計が計算されます。



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9 TRUNC トランク関数


小数部分を切り捨て、整数あるいは指定桁数の数値に変換します

 

一般的な呼び方
 
トランク関数
 
もとになっている英語
 
TRUNCate
 
英語の意味
 
切り詰める
 
関数の機能の概要  
数値の小数部を切り捨てて、整数または指定した桁数に変換します。
  
書式
 
TRUNC(数値,桁数)
 
引数の詳細  
(数値1) 小数部を切り捨てる数値を指定します。
(桁数)  切り捨てを行った後の桁数を指定します。桁数の既定値は 0 (ゼロ) です。

 
使用例 
借入金額の利息額の算出などに使えます

関数式の例
借入金額 155500円、年利 2.25% の場合の年間利息
 =TRUNC(155500*0.0225)=3498
  155500×0.0225 は 3498.75 です。


【参考】

TRUNC 関数と INT 関数は整数を返すという点で似ていますが、INT 関数は数値の小数部の値に基づいて、数値を最も近い整数として切り捨てます。
INT 関数と TRUNC 関数の働きの違いは、数値が負の数であるときにだけ現れます。
  TRUNC(-4.3) = -4   INT(-4.3) = -5  (-5 の方が小さい数であるため)



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10 CEILING シーリング関数


小数部分を切り捨て、整数あるいは指定桁数の数値に変換します

 

一般的な呼び方
 
シーリング関数
 
もとになっている英語
 
CEILING
 
英語の意味
 
天井
 
関数の機能の概要  
数値を切り上げて、指定された基準値の倍数のうち、最も近い値にします。(公倍数化)
  
書式
 
CEILING(数値,基準値)
 
引数の詳細  
(数値1)   丸めの対象となる数値を指定します。
(基準値)  倍数の基準となる数値を指定します。

 
使用例 
1ダース単位で注文する場合、ダース単位に換算する。

関数式の例
商品を150個仕入れます。
注文は1ダース(12個)単位です。
いくら仕入れをすればよいか。

 =CEILING(150,12)=156



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11 FLOOR フロアー関数


数値を基準値の倍数になるように切り捨てます(公倍数化)

 

一般的な呼び方
 
フロア関数
 
もとになっている英語
 
FLOOR

 
英語の意味
 

 
関数の機能の概要  
指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。
  
書式
 
FLOOR(数値,基準値)
 
引数の詳細  
(数値)   倍数の基準となる数値を指定します。
(基準値)  倍数の基準となる数値を指定します。

 
使用例 
ジュニアサッカークラブのメンバーで、チームがいくつ作れるか計算します。

関数式の例
メンバー数 150人
サッカーの1チームは11人

 =FLOOR(150,11)=143



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12 SQRT スクエアルート関数


正の平方根を返します。

 

一般的な呼び方
 
スクエアルート関数
 
もとになっている英語
 
SQuare RooT

 
英語の意味
 
平方根・二乗根
 
関数の機能の概要  
正の平方根を返します。
  
書式
 
SQRT(数値)
 
引数の詳細  
(数値)   平方根を求める数値を指定します。
 
使用例 
直角三角形の斜辺の長さを求めます。

関数式の例
直角三角形の底辺の長さが4cm、高さが3cm、では斜辺の長さは?

 =SQRT(16+9)=5 



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13 SUMIF サムイフ関数


範囲内の、検索条件に一致する数値の合計を求めます

   

一般的な呼び方
 
サムイフ関数
 
もとになっている英語
 
Sum If

 
英語の意味
 
もし・・・ならば合計する
 
関数の機能の概要  
データ範囲の中から、指定された検索条件に一致するセルの値を合計します。
  
書式
 
SUMIF(範囲,検索条件,検索範囲)
 
引数の詳細  
(数値)   条件評価の対象となるセル範囲を指定します
(検索条件)  
計算の対象となるセルを定義する条件を、数値、式、または文字列で指定します。
式および文字列を指定する場合は、">32"、"Windows"のように、半角の二重引用符(")で囲む必要があります。
※関数ウィザードを使って、式を作成する場合は二重引用符を自動的に補足してくれます。

(検索範囲)
実際に計算の対象となるセル範囲を指定します。

 
使用例 
ある売上高データの中から、特定の商品のみの合計を計算します。

関数式の例
1ヶ月の売上で、パソコンのみを集計します。
B列には商品名、C列に売上金額が入力されています。

 =SUMIF(B7:B200,"パソコン",C7:C200)



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14 SIGN サイン関数


数値の正負の符号を調べます

   

一般的な呼び方
 
サイン関数
 
もとになっている英語
 
SIGN

 
英語の意味
 
しるし
 
関数の機能の概要  
数値の正負を調べます。
戻り値は、数値が正の数のときは 1、
0 のときは 0、
負の数のときは -1 となります。

  
書式
 
SIGN(数値)
 
引数の詳細  
(数値)   正負を調べる数値を指定します。
 
使用例 
セルの値の正負を調べます。

関数式の例
売上計画:150 売上実績:160 のとき、予算を達成しているかどうか。

 =SIGN(160-150)=1



※あれ、この程度ならSIGN関数を使わなくても、ほかの数式でできてしまいますね。

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15 COUNTIF カウントイフ関数


条件に一致するセルの個数を調べます・・・

   

一般的な呼び方
 
カウントイフ関数
 
もとになっている英語
 
COUNT IF

 
英語の意味
 
もし・・ならば、カウントする
 
関数の機能の概要  
指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。
書式
 
COUNTIF(範囲,検索条件)
 
引数の詳細  
(範囲)   セルの個数を求めるセル範囲を指定します。
(検索条件) 計算の対象となるセルを定義する条件を、数値、式、または文字列で指定します。

 
使用例 
来店アンケートの回答数を集計します。

関数式の例
B列に回答データが入力されています。「1」と回答した人数を集計します。

 =COUNTIF(B5:B100,"1") 




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