1 お年玉つき年賀はがきの当選確認システム
2012年(平成24年)の抽せん結果が発表されました!
一等賞品「液晶テレビ、旅行、パソコン、ビデオカメラ、オフィスグッズ」が当たっているかも?!
お年玉つき年賀はがきの当選を確認するシステムです。
2012年は、郵便事業が民営化されて5年目の年賀はがき発行です。
賞品にも工夫があり、当たればうれしいのですが・・・。
4等の切手シートでも、当たればうれしいですよね。
2012年、当たった切手シートです。

心待ちにしている方は、テレビの抽選会を見て、番号をメモし、さっそくたしかめます。
翌日の新聞で確認する方もいるでしょう。
今は、インターネットで確認することもできます。
アナログな方法で番号の照らし合わせって、けっこうたいへんです。
4等から照らし合わせ、1等まで行って、いや待てよ、見落としがあったのではないか、と不安で、また見直し。往生際の悪いこと。
これが5枚、10枚ならいいのですが、300枚もあったらどうします?
会社の仕事? 人件費いくらかかっていると思っているの?
コストを考えたら、こんなものチェックしないほうがましですね。
そこで登場!
エクセルで当選番号システムを作ってみました。
インターネットで番号チェックシステムも公開されています。
それを使うのもいいのですが、私は、エクセルでシステムを作ることも愉しんじゃおうという考えです。
これが完成例です。
2012年1月22日抽選済みの当選番号です。

1等大当りの図を表示しています。
(実際には当たりませんでしたよ)
2012年は下1桁が 0,2,3,6,9 は当たっていません。
あらかじめ、省いておくといいですよ。
各組共通ですから、組を考慮する必要はありません
【システムの使い方】
葉書の6ケタ番号をセルD3に入力します。
それぞれの賞が当たっている場合は、該当欄に「大当たり」と表示されます。
画面は1等が当たっている例です。
葉書にメモして、次の葉書の番号を入力します。
当たっていなければ、どこにも何の変化もありません。
このシステムを使えば100枚や200枚はあっという間にチェック完了です。
出来上がりをダウンロードして、使って下さい、ではつまらない。
「基礎から学ぶエクセル講座」のサイトですから、これを自分で作ってみよー! というわけです。
さあ、がんばって作ってみましょう!!
【システム作り】
1.出来上がりのイメージを作る。
まず、出来上がりのイメージを作ってしまいます。
説明の都合上、セル番地に注意して、上と同じような表を新しいブックに作成してください。
文字飾り等は完成してから如何様にも変更できますから、あまり気にしなくてもOKです。
2.番号欄の書式を「文字列」にする。
3等と4等の「下○ケタ」の処理は、文字列の右から何ケタというRIGHT関数を使います。
文字の「12345」(いち に さん し ご)と数値の「12345」(いちまん にせん さんびゃく よんじゅう ご)は、エクセルでは異なるデータとして扱いますから、データを入力する前に、データの種類を揃えておきます。
まず、次のセルを範囲指定します。
D3、C7、C11:C13、C16、C18:C19
※連続していないセルを同時に範囲選択するには、二つ目以降のセルをクリックするとき、キーボードのCtrlを押しっぱなしにしておきます。
範囲指定ができたら、メニューの「書式」−「セル」をクリックし、「セルの書式設定」のダイアログボックスを表示します。
「表示形式」のタブをクリックし、「文字列」をクリックして選択し、「OK」ボタンをクリックします。
※エクセル2007で、「セルの書式設定」を表示するには
範囲指定したセルの箇所で右クリックが手っ取り早い。

[重要]
この設定を行う前に入力した数字は「数値」のままです。
セルの書式を文字列に設定した後で、文字列として、同じ数字をもう一度、入力し直してください。
3.一等の当選を調べる。
セルD3に入力されている番号とセルC7の番号が一致すれば「大当たり」です。
条件がありますから、IF関数を使うことに気がつきます。
式はセルC10に作りますから、まずは、セルC10をクリックしてアクティブにします。
さあ、数式を考えてみてください。
IF関数から始まって、論理式には真の場合には当たりの場合に表示する文字を、偽の場合は空白「""」(半角のダブルクォーテーション二つ)を入れます。
関数ウィザードを使った完成時はこうなります。

結局、完成したセルC10の式はこうなります。
=IF(C7=D3,"大当たり","")
セルD3に、当たり番号の数字や当たっていない数字を入れてみて、結果を確認してください。
4.二等の当選を調べる
一等は数字をまるまる比較して、合致していれば「当たり」でしたが、二等の当たり番号は3つあります。
IF関数とOR関数を組み合わせて、式を作ってください。
セルC14に作ります。
結果の一例を示します。
=IF(OR(D3=C11,D3=C12,D3=C13),"大当たり","")
※等号(=)の左右が反対でもOKです。
5.三等・四等は少し工夫しなければなりません。
三等は右から4ケタですから、right関数を使って6桁の番号から4桁を取り出します。
right(C3,4)
この答とC16の3等当たり番号が一致すればいいわけです。
結果はこんな式になります。セルC17に作ります。
(三等) =IF(RIGHT(D3,4)=C16),"大当たり","")
6.四等は最も複雑です。
当たり番号が二つあり、下2桁です。
right関数とor関数を組み合わせ、次のような式をセルC20に作ります。
(四等) =IF(OR(RIGHT(D3,2)=C18,RIGHT(D3,2)=C19),"大当たり","")
7.結果がうまくいかない場合
入力されているデータが「文字列」なのか「数値」なのかをもう一度チェックしてください。
見た目は同じなので、気がつきにくい面があります。
「書式」−「セル」−「表示形式」 でチェックします。
8.発展形
このシステムでは、それぞれの等級欄に「大当たり」を表示していますが、たとえば、1等から4等までを、セルE3に「1等大当たり」、「4等大当たり」のように表示することも考えられます。
上の式をすべて組み合わせていけば可能ですので、挑戦してみてください。
【アクティブセルの固定】
セルD3に次々とハガキの番号を入力するつもりが、Enterキーを叩く都度、アクティブセルはD4に移動してしまいます。
毎回、アクティブセルをD3に移動するのは面倒です。
Enterキーを叩いたとき、アクティブセルが移動しなければ、とてもラクに次から次と番号入力が可能となります。
その設定をしましょう。
Excel2003の場合は:
「ツール」-「オプション」-「編集」タブを開き、
「入力後にセルを移動する」のチェックをはずします。
Excel2007の場合は:
左上のofficeボタンをクリックして、最下段「Excelのオプション」-「詳細設定」で、同様に 「入力後にセルを移動する」のチェックをはずします。
「大当たり」がたくさん出るといいですね!!!
【エクセル関連商品】

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